福岡県久留米市藤山町の山あいで、多彩な品種の梨を栽培・直売しています。
水はけの良い山間の畑で日当たりを重視した管理を行い、久留米市街を望む自然豊かな里山で育てています。
DX導入による事務作業の効率化によって、収穫や接客・販売といった本業に集中できる体制を整えました。
個性豊かな伝統品種から最新品種まで、手間を惜しまず「よりうまく・めずらしい」梨をお届けしています。

品種・価格・送料を一元管理
「だれに・どこへ」を標準化
「何を・どれだけ」を正確に把握
送り状・請求書を自動生成
すべてが「頭の中のデータベース」として管理され、属人化が進行
手書き・Excel入力で送り状や請求書を作成し、繁忙期には残業が常態化
顧客台帳はPCやファイルごとに分散し、情報を探す時間が膨大
送り状印刷用の特殊プリンタ向けのソフトが古く、PC入力や調整作業に多くの時間を要した
誰が入力しても同じ品質。打ち間違いや抜け漏れを自動チェック
送り状・請求書を少ない手順で自動作成。本業に集中できる時間が増加
出荷実績をグラフで可視化。感覚ではなく数字で経営判断が可能に
どのPCからでも最新データを確認可能。担当者が変わってもスムーズに引き継ぎ
実際にシステムを導入したスタッフの声をお聞きください。

以前は出荷のたびに送り状の準備が追いつかず、急ぎで手書きすることも多く、繁忙期は正直バタついていました。 導入後は、送り状の大半を開店前の時期にまとめて印刷できるようになり、箱詰め・梱包に集中できています。 時間の短縮に加えて、作業が短期間に集中することによるミスや混乱が減り、仕事全体のストレスもだいぶ軽くなりました。

以前は接客の合間に送り状を書いていましたが、その手間がなくなり作業がとても進めやすくなりました。 アルバイトさんにも送り状作成をお願いしていましたが、今は店頭での陳列に集中してもらえるので助かっています。 毎日夕方の集荷までに出荷分を準備する際も、送り状が整理されているおかげで、どの商品をどれだけ出荷するのかを把握するのがスムーズになり、混乱が減りました。 また、予約分を後日店頭でお支払いされるお客様については、事前に請求書を印刷して準備しておけるので、会計がすんなり進むようになりました。
品種・価格・送料など全員が共通して使う基準情報を一元管理
「だれに・どこへ」を標準化し、宛名の表記ゆれを防止
「何を・どれだけ」を正確に把握し、誤入力を防止
少ない操作で送り状・請求書を自動生成
梨屋さんでは、すべての業務情報が「頭の中のデータベース」として管理されていました。品種・価格・送料、顧客情報、注文履歴のいずれも紙のメモやスタッフの記憶に頼っており、一元管理されたデータベースが存在していませんでした。
送り状・請求書の自動化
まずは 3 つの重要要素【マスタ(品種・価格・送料など)、顧客、注文】を正確に蓄積できる「データベース」を構築することが喫緊の課題でした。この基盤が整って初めて、送り状・請求書の自動化というゴールに到達できます。
[入力] → [データベース] → [出力]
↓ ↓ ↓
マスタ 一元管理 送り状PDF
顧客情報 請求書
注文情報 分析レポート
システムは以下の流れで動作します:
「送り状を手書きから自動印刷へ」「請求書をワンクリックで発行」という明確な出力像から逆算し、必要な情報項目と業務導線を洗い出しました。
モデル定義 → 入力 → データベース拡張 → 出力
途中で仕様が変わった場合も、上流(データの設計)から下流(PDF・印刷画面出力)まで往復し、最適な情報の流れとなるよう調整しました。
システムで全員が共通して使う基準情報を一元管理:
送料は運送会社(ヤマト運輸/佐川急便)と発送する箱数(1 箱・2 箱・3 箱)の組み合わせごとに一組しか登録できない設計となっており、重複や入力ミスを防ぎます。
「だれに・どこへ」を一元化
「何を・どれだけ」を正確に把握
どの担当者が入力しても同じように登録できる仕組みになっており、打ち間違いや抜け漏れを自動でチェック。入力した内容はすぐに送り状や請求書に反映されるため、あとで確認する手間がほとんど不要になりました。
送り状と請求書を少ない手順で自動作成できるようになり、帳票づくりにかかっていた時間を大幅に削減。接客や収穫など本来の仕事に集中できるようになりました。
出荷実績を日ごと・年ごとにグラフで確認できるため、「この日は受注を止めよう」「この品種を少し多めに収穫しよう」など、感覚ではなくデータに基づいて判断できます。
どのパソコンからでも同じ最新データを確認できるため、担当者が変わってもスムーズに引き継ぎ可能。送料や地域情報も全員で共有でき、誰でも同じ手順で作業できます。
梨屋さんの事務管理システムは、「頭の中のデータベース」から脱却し、入力の標準化とデータの一元管理を実現しました。
送り状・請求書の自動化により業務時間を大幅に削減し、データに基づいた経営判断が可能になりました。
属人化を解消し、誰でも同じ品質で業務を遂行できる環境を構築することで、本業である梨の生産・販売に集中できる体制が整いました。